Virtual PC 2007 使い方

Windows XPをホストOSとし、ゲストOSをWindows Server 2008にする環境を作った。いろいろ試行錯誤したのでその環境を構築する設定と手順をまとめた。ホストOSの物理的なNIC(ネットワークカード)は1枚なので、ホストOSとゲストOS間の通信は、仮想のNICであるLoopbackAdapterを使う。ゲストOSが直接インターネットに接続することはできない。


環境の詳細
■ホストOS
Windows XP Professional(SP2)
NIC(ネットワークカード) 1枚
セキュリティソフトあり(ウィルスセキュリティ 2007)

■ゲストOS
Windows Server 2008 Standard


環境の構築方法
まず、ホストOS上で[コントロールパネル]-[ハードウェアの追加]でネットワークアダプタを追加する。
[新しいハードウェアデバイスの追加]-[一覧から選択したハードウェアをインストールする]を選んだ後、ネットワークアダプタを選び「Microsoft Loopback Adapter」を追加する。

次に、ホストOSのネットワークのプロパティで、この接続の設定を表示する。
Virtual Machine Network Serviceが追加されていることを確認する。


TCP/IPのプロパティは次のとおり。
 IPアドレス 192.168.10.1
 サブネットマスク 255.255.255.0
 デフォルトゲートウェイ 192.168.10.1
 優先DNSサーバー 192.168.10.1
IPアドレスは何でもいいのであるが、デフォルトゲートウェイおよび優先DNSサーバーは自分自身となるので、IPアドレスと同じにする。


次に、Virtual PCを起動し、Virtual PC コンソールを表示する。
ゲストOSを選び設定ボタンを押す。ネットワークを選択しアダプタ1を「Microsoft Loopback Adapter」としてOKボタンを押す。


最後はゲストOSの設定である。ゲストOSを起動し、ゲストOSのネットワークのプロパティを開き、TCP/IPの設定を次のようにする。
 IPアドレス 192.168.10.10
 サブネットマスク 255.255.255.0
コントロールパネルを開き、Windowsファイアウォールを無効にする。 
ここでお互いにPINGコマンドで通信できるか確かめる。
 ゲストOSから ping 192.168.10.1
 ホストOSから ping 192.168.10.10
正しい応答が返ってくればOKである。


拙者の場合ホストOSにウィルスセキュリティソフトがインストールされており、そのファイアウォール機能が働いているためPINGが通らなかった。通信する際は一時的にファイアウォール機能をOFFにすれば通信することができた。

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