情報システムに適した仕訳法

売上原価をも求めるための仕訳には3つの方法がある。
  1. 分記法:個々の販売取引での粗利を明示する仕訳方法
  2. 三分法:仕入・売上・在庫の3つの勘定を用いた仕訳方法
  3. 売上原価対立(計上)法:売上と粗利を明示的に分けた仕訳方法
コンピュータ化された現在では、会計システムで売上原価を求めるには通常、売上原価対立(計上)法を使用している。分記法の勘定項目に売上勘定がないので、売上額が分かりにくいという問題があり使いにくい。三分法は、3つの勘定を用いて昔ながらの独特な操作を行う。コンピュータ上で実現できないことはないが面倒な計算が必要である。売上原価対立(計上)法は、1つの取引において売上と売上原価を分けて登録する。データベース的には、2つのレコードがInsertされることになるので、コンピュータで扱いやすいのである。したがって、売上や売上原価の集計も簡単に求めることができ都合がよい。

さらに、売上原価対立(計上)法で売上原価を算出している場合「棚卸」作業は、実在庫と帳簿在庫のずれを補正するための作業である。したがって、決算するためには必須の作業ではないというメリットがある。しかし、三分法の棚卸作業は決算を行うための必須の作業であり、業務上のデメリットもある。

なおカナシイカナ、簿記の教科書には今でも分記法、三分法が載っており、これを修得するらしい。残念なことに売上原価対立(計上)法は載っていないらしい。

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