利益処分・損失処理

決算書(財務諸表)=損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書(C/F)を見るための、極々基本的なことをメモした。

  1. 決算において確定した利益は利益処分し、損益は損益処理する。一般に株主総会で処理方法決定する。処理方法の素案は会社が作る。
  2. 利益の処理方法には、配当、増資、減資などがある。
  3. 債務超過とは、損益計算書において貸方が借方を上回ること。5年以上無配当、かつ3年以上債務超過なら上場廃止となる。
  4. 営業外収益とは、本業の事業以外で得た収益のこと。たとえば自社ビルのテナント料など。なにを本業(事業)とするかは定款(ていかん)に書いてある。
  5. 人件費の扱いも業種によってさまざまである。物販業では人件費は販売管理費となり、情報システムサービス業では人件費は売上原価となる。
  6. 経常利益をケイツネと呼ぶ理由は、「けいじょう」と呼ぶと経常と計上のどちらかがわかりにくくなるため。
  7. 黒字倒産とは売上はあるのに現預金がなくなり倒産すること。信用のある会社間では、掛けで取引を行う。したがって、売上があがってもその支払いは月末であったり、手形で払われたりするので、その売上の現金が得られるのは数ヶ月先になる。このとき、現金キャッシュフローがまずいと支払いができなくて倒産する。投資家はキャッシュフロー計算書から黒字倒産の企業を読み取る。現預金とは会社にとってもっとも優良な資産である。

トラックバック

トラックバックURL:
http://www.apricot-jp.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/384

関連情報

Copyright(C) 2007 アーキテクト360 Allrights reserved.