情報システムのための「仕訳」の知識

会計システムを構築する際の前提として、貸借対照表や損益計算書などの基本知識は必要である。基本的なことをまとめみた。
  1. 勘定科目は、貸方・借方の2つで考えるのではなく貸借×決算書区分のいづれかに当てはまる属性であると考える。
  2. 仕訳とは、取引において勘定科目をつけること。ただし、勘定科目の判別は経理の仕事なのでSEは理解する必要はない。
  3. 貸借対照表(B/S:Balance Sheet)は企業のある時点の保有財産や借金の状態を表す。右側は資金をどのよう調達しているかを表し、左側はどのように資金を運用しているかを表す。
  4. 損益計算書(P/L:Pfofit and Loss Statement)は、ある期間における費用ともうけの内訳を表している。右側は総額の売上、左側はもうけ(当期利益)を表している。
  5. 企業を体重を増やすことを目的とする人(たとえば力士)に置き換えると、貸借対照表はある時点の体格(身長・体重など)を表し、損益計算書はある期間にどれくらい食べて、どれくらい出したかを記録したモノに相当する。年間に400Kgの食事を摂り、380Kg分消費したとすると、差し引き20kgは彼の体重(=当期利益)ということになる。
  6. 仕訳の記録は原則として追加のみ。データベース的にいえば仕訳データはInsertしかしない。訂正する場合「逆仕訳」を追加することによって相殺する。理由は不正な経理操作を行えないようにするためである。
  7. 総勘定元帳(G/L:General Ledger)とは、ある特定の勘定科目に着目して貸方・借方の一覧を出力したもの。データベース的にいえば、ある勘定科目のみSelectしたビューである。

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