モデラーとは

渡辺幸三氏のセミナーを受けた。その中でモデラーの説明があったので書き留めておく。
渡辺氏によれば、モデラーはお客さんの言葉足らずな説明から、お客さんの望むシステムのモデルをかけなければならない。「お客さんの要望がコロコロ変わり、要件が定まらないのでモデルが作成できません。」というSEはモデリングの能力が未熟であるとのこと。優秀なモデラーになるためには、複数のモデルの例で勉強し理解していなければならない。優秀なモデラーは、ヒアリング中にアバウトなモデルを描きながらユーザの要件を引き出し、それを洗練して納得してもらい、モデルを収束させる作業を行う。
実際に、渡辺氏はその場でホワイトボードにモデリングし、印刷して顧客に配布する作業を繰り返し、会社では何もしないそうである。そして、システムのすべてのモデルが揃ったらXEADに登録して清書するそうである。(恐るべし!)
 そうすることで、渡辺氏は要件定義はいらないと言っていた。ユーザの要求にひとつずつ番号を付けて要求を管理することは無駄ではないが、モデルを見ながらユーザと一緒に考え、フィードバックを得てモデルを描く方が、ユーザが本当に求めているもの(要件)に早く到達するからである。

トラックバック

トラックバックURL:
http://www.apricot-jp.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/329

関連情報

Copyright(C) 2007 アーキテクト360 Allrights reserved.